ACTIVITIES活動内容

ABOUT "Cog-tr"コグトレとは

コグトレ®(Cog-Tr) は、認知 ○○ トレーニング(Cognitive ○○ Training)の略称で、3つのトレーニングからなります。

3つのトレーニング方法 認知機能強化トレーニング 認知作業トレーニング 認知ソーシャルトレーニング

認知機能強化トレーニング(Cognitive Enhancement Trainig : COGET)

学習面におけるコグトレ

認知機能の強化が学習面で必要と考えるのは、認知機能そのものが学習の土台となっているからです。
認知機能には 記憶 / 知覚 / 注意 / 言語理解 / 判断・推論 といった要素が含まれていますが、これらのうち一つでも欠ければ学習や日常生活に支障をきたしやすいでしょう。
コグトレはそれぞれの認知機能の要素が強化できるよう対応した紙と鉛筆を使ったトレーニングです。

トレーニング一例
認知機能

認知作業トレーニング(Cognitive Occupational Training : COGOT)

身体面におけるコグトレ

発達障害や知的障害をもつ子どもたちの中には、身体的不器用さを併せもつ子どもがいます。
不器用さのため運動やスポーツが苦手であったり、身体や手先がうまく使えないだけでなく、自尊感情の低下や周囲からのイジメの原因となることも報告されています。
また将来、身体を使った仕事や作業に携わる場合には、不器用さが様々な障壁となることも懸念されます。
身体をうまく使うためには、協調運動を円滑に行えることに加え適度な固有感覚・筋力調整や注意・集中力、動作の予測や記憶力なども必要です。
そこで私たちはそれらの機能に対応させたトレーニングモジュールを組み合わせたトレーニングです。

COGOTプログラム
自分の身体 物と自分の身体 人の身体と自分の身体

認知ソーシャルトレーニング(Cognitive Social Training : COGST)

社会面で必要な対人スキルや感情統制力、問題解決力の向上を図るトレーニングです。
下記の4つのトレーニングからなります。

コグトレでは性問題への取り組みも行っています。

発達障害や知的障害を持ち、性の問題行動のある子どもたちに対して、彼らの人生を振り返り意味づけをさせ、さまざまな気づきが得られ、発達特性を考慮した「少しでもわかりやすく」「やる気が出るように」そして「よりよく生きられる」ことを目標にしたトレーニングです。

MOTIVATIONコグトレで子どもたちがこんなに変わる!

認知機能が低いために、学習につまづいていた子どもたちや身体的不器用さがある子どもたちは、自己肯定感が低下し、二次障害に移行しやすくなります。
コグトレを1日5分でも継続的に取り組むことで認知機能が大きく改善し、学習や運動面で「できる、できた」「やった、やれた」という喜ぶ子どもたちの笑顔を支援者も実感します。
子どもたちは達成感を味わうことで、笑顔とやる気を取り戻すことができます。

ACTIVITIES神奈川コグトレ研究会の活動内容

実践交流・意見交換

教育・医療・心理・福祉の現場でコグトレの実践者、コグトレの導入を考えている支援者の交流を図り、業種を超えた意見交換など支援者同士のつながりをつくることを目指します。

勉強会・事例検討会

コグトレの勉強の積み上げと実践の場での事例を通して支援者の向上を図れるよう、場の設定を行います。

研修会・講演会

コグトレ・インストラクター養成の講座(初級より開始し、後に中級)を実施できることを目指します。
話題や課題のテーマで、コグトレ実践における業種に応じた講師の講演会を企画し実施します。

普及活動

教育・医療・心理・福祉の現場での普及活動及び行政や公共機関への啓蒙活動を行います。